Actualités japonaises: ４歳女児死亡児童相談所一時保護の機会逃す理由は？

４よん歳さい女児じょじ死亡しぼう児童じどう相談そうだん所しょ一時いちじ保護ほごの機会きかい逃のがす理由りゆうは？

Sep 4, 2019 21:09

Furigana

鹿児島かごしま県けん出水いずみ市しで４よん歳さいの女の子おんなのこが死亡しぼうし、母親ははおやの交際こうさい相手あいての男おとこが暴行ぼうこうの疑うたがいで逮捕たいほされた事件じけんで、県けんの児童じどう相談そうだん所しょは女の子おんなのこが夜間やかん１いち人にんでいるところを警察けいさつに３さん回かい保護ほごされたあと、次つぎは一時いちじ保護ほごをする方針ほうしんを決きめていたことがわかりました。しかし４よん回かい目めの保護ほごで一時いちじ保護ほごに至いたらず、その理由りゆうは児童じどう相談そうだん所しょと警察けいさつで見解けんかいが食い違くいちがっています。

鹿児島かごしま県けん中央ちゅうおう児童じどう相談そうだん所しょの佐多さた士郎しろう所長しょちょうは厚生こうせい労働ろうどう省しょうから聞きき取とりを受うけたあとに会見かいけんを開ひらきました。

当初とうしょ、児童じどう相談そうだん所しょは死亡しぼうした大塚おおつか璃愛あい來ちゃん（４よん）を一時いちじ保護ほごする方針ほうしんを決きめたのは、警察けいさつに４よん回かい目めの保護ほごをされた４月しがつ10日にちだと説明せつめいしていました。

しかし、佐多さた所長しょちょうによりますと、一時いちじ保護ほごする方針ほうしんを決きめたのは３さん回かい目めに保護ほごされた翌日よくじつの３月さんがつ30日にちで、次つぎに警察けいさつに保護ほごされた際さいは一時いちじ保護ほごすることを母親ははおやにも伝つたえて了解りょうかいを得えていたということです。

４よん回かい目めの保護ほごをされたのは４月しがつ２に日にちで、このとき母親ははおやが引き取ひきとった理由りゆうについて児童じどう相談そうだん所しょは、警察けいさつが身元みもとを特定とくていするのに時間じかんがかかったためだとしています。

これに対にたいし警察けいさつは、当時とうじ、児童じどう相談そうだん所しょに一時いちじ保護ほごするかどうかの判断はんだんを求もとめたところ、児童じどう相談そうだん所しょから「女の子おんなのこが璃愛あい來ちゃんの可能かのう性せいがあれば母親ははおやに連絡れんらくをとり、引き渡ひきわたしてください」と言いわれたとしていて、児童じどう相談そうだん所しょと警察けいさつで見解けんかいが食い違くいちがっています。