非常に
強い台風13
号の
影響で、
西日本から
東日本の
太平洋側を
中心に
局地的に
非常に
激しい雨が
降るおそれがあり、
土砂災害などに
十分な
注意が
必要です。
日本の
南東の
海上に
ある台風15
号は、
8日以降、
東日本や
西日本に
接近する
おそれがあり、
気象庁は
今後の
情報に
注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
非常に
強い台風13
号は
沖縄県の
北の
海上を
北へ
進んでいて、
このあとも
北上を
続ける見込みです。
台風周辺の湿った空気の影響で沖縄に加え、西日本や東日本の太平洋側でも大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
6日午前8時までの1時間には、鹿児島県鹿屋市に国土交通省が設置した雨量計で37ミリの激しい雨を観測しました。
大気の不安定な状態は7日にかけて続き、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
7日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽九州南部で200ミリ、
▽九州北部、四国、鹿児島県の奄美地方で150ミリ、
▽沖縄地方で120ミリ、
▽東海で100ミリと予想されています。
さらに8日朝までの24時間には、
▽四国で200~300ミリ、
▽九州北部で100~200ミリ、
▽沖縄地方、九州南部、東海で100~150ミリと雨量が増える見込みです。
また、風や波の影響も続き、
▽沖縄地方ではこのあとしばらく、
▽九州では6日夜遅くから7日にかけて、非常に強い風が吹くほか、
▽沖縄・奄美や九州の海上は、猛烈なしけや大しけとなる見込みです。
気象庁は、暴風や高波に警戒するとともに土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、それに突風に十分注意するよう呼びかけています。
台風15号 あすには小笠原諸島に接近
日本の南東の南鳥島近海にある台風15号は今後も発達しながら北西へ進み、7日には小笠原諸島に接近する見込みです。
その後、8日 日曜日から9日 月曜日にかけて、東日本や西日本の太平洋沿岸に接近するおそれがあります。
小笠原諸島では7日、猛烈な風が吹き、海上は大しけとなる見込みで、気象庁は、暴風や高波に警戒するとともに、そのほかの地域でも今後の台風情報に注意するよう呼びかけています。