千葉県館山市によりますと、8日午後11時半ごろ、台風への警戒のため巡回していた消防団が館山市北条のガソリンスタンドの屋根が崩落しているのを見つけました。
台風による強風であおられたものと見られ、市によりますと幅およそ10メートル、奥行きおよそ12メートルある給油スペースの屋根を支える金属製の柱が途中で折れ曲がり、給油に使う機械が破損していたということです。
ガソリンスタンドは営業時間外で従業員や客はなく、けが人もいませんでした。また、消防では油が漏れていないことを確認したということです。
気象庁によりますと、館山市では9日午前0時半ごろ、最大瞬間風速31.3メートルを観測するなど、台風の接近にともない風が強まっていました。