11
日午前、
山口県下関市の
小学校で、
運動会の
練習をしていた
児童37
人が
熱中症の
症状を
訴え、
このうち2年生から
6年生の12
人が
病院に
搬送されました。
いずれも
意識は
あるということです。
消防によりますと、11
日午前11
時前、
下関市の
市立垢田小学校から「
複数の
児童が
体調不良を
訴えている」と
通報がありました。
消防が駆けつけたところ、児童37人が吐き気や発熱など熱中症の症状を訴え、このうち2年生から6年生の合わせて12人が病院に搬送されました。
いずれも意識はあるということです。
垢田小学校では、11日午前10時15分から、全校児童およそ280人が参加して、学校のグラウンドで運動会の練習が行われていたということです。
下関市地方気象台によりますと、下関市では午前10時半の時点で31度4分を観測していて、気象台は熱中症に注意するよう呼びかけていました。
垢田小学校の奥原辰政校長は「自分の判断の甘さで多くの子どもたちにつらい思いをさせてしまい、深く反省している。今後、繰り返さないよう一層、子どもたちの安全を第一に考えていきたい」と話しています。