兵庫県三田市は
いわゆる「
就職氷河期」
世代を
対象に
正規の
職員を
採用することにしました。
隣の
宝塚市で
この世代を
対象にした
採用の
取り組みが
進められていて
支援が
広がり
始めています。
三田市は、
新卒の
就職状況が
特に厳しかった「
就職氷河期」
世代の
就労を
支援しようと、
この世代に
限定した
正規の
職員を
募集することにしました。
対象は昭和49年4月2日から昭和59年4月1日までの間に生まれた高卒以上の人で、正規の事務職員として若干名を採用する予定で、10月下旬にホームページなどで詳しい募集要項を公表し、11月中旬に応募の受け付けを開始します。
そして12月以降に筆記や面接の試験を行い、来年1月に採用者を決定し、4月から職員として働いてもらう予定にしています。
「就職氷河期」世代を対象にした職員の採用は、三田市の隣の宝塚市が「3人程度」とした募集に1800人を超える応募があり、宝塚市長が近隣の自治体や地元企業にも採用を要請していました。
三田市の森哲男市長は「氷河期で就職ができなかったけれども意欲のある人は多くいる。ぜひ再チャレンジをしていただきたいので、三田市も貢献したい」と話しています。