自民党は、
相次ぐ派閥の
解散を
受けて、
派閥が
担ってきた
人材育成を
党が
行う取り組みの
一環として、
来月から
若手議員らを
対象に
政治史や
外交などを
テーマとした
勉強会を
開くことになりました。
派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、自民党では6つの派閥のうち4つが解散を決め、党は派閥が担ってきた人材育成などの役割を果たす必要があるとして、「政治刷新本部」のもとに立ち上げた作業チームが研修制度の拡充などを検討しています。
こうした取り組みの一環として、自民党は新たに人材の発掘や育成を目的とする党の機関「中央政治大学院」で、新たな勉強会を開催することになりました。
現職の閣僚や元外交官などが講師を務め、党所属の当選4回以下の衆議院議員や当選2回以下の参議院議員などを対象に、来月上旬から6月にかけて政治史や外交などをテーマに講座を行う予定です。
自民党は、派閥の解散によって議員どうしの交流機会が減ったという声があるとして、新たな勉強会を情報交換の場としても役立てたい考えです。