25
日午前、
奈良市に
ある東大寺南大門につながる
参道で
乗用車が2
人をはね
このうち1
人が
意識不明の
重体になっています。79
歳のドライバーは「
アクセルと
ブレーキを
間違えた」と
話しているということで、
警察が
過失運転傷害の
疑いで
逮捕して
詳しい状況を
調べています。
25日午前9時50分ごろ、奈良市にある東大寺南大門につながる参道で乗用車が次々と人をはね、参道脇にあった石垣にぶつかって止まりました。
消防によりますとこの事故で、50代とみられる男性2人がけがをして病院に搬送されましたが、このうち1人が意識不明の重体だということです。
警察は、車を運転していた79歳の男性ドライバーを過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
「アクセルとブレーキを間違えた」などと話しているということで、警察が詳しい事故の状況を調べています。
現場は東大寺近くの多くの土産物店が並ぶ場所で、事故当時も大勢の参拝者や観光客でにぎわっていました。
長野県から来た男性「急発進で車が入ってきた」
長野県から来たという男性は、「急発進で車が入ってきて、私の同行者がひかれました。ひかれたあと、意識はあるようでしたが心配です」と話していました。
また、奈良公園事務所に勤めているという男性は、「車は猛スピードで2人のかたをはねていました。周囲は騒然として大騒ぎになっていました」と話していました。