自民党の
派閥の
政治資金パーティーをめぐる
問題を
受けて、
衆議院政治倫理審査会は、26
日の
幹事会で28
日と
翌29
日に
開くことを
正式に
決める見通しです。
野党側が
公開を
求めていることを
踏まえ、
自民党内からは
議員の
傍聴を
認める案が
出ていて
調整が
行われるものとみられます。
衆議院政治倫理審査会は、まもなく開かれる幹事会で、28日と翌29日に自民党の松野 前官房長官ら5人が出席して開くことを正式に決定する見通しです。
審査会が開かれるのは2009年以来、議員が出席して弁明を行うのは2006年以来となります。
これに先立って与党側は、自民党の田中和徳 審査会長と幹事らが国会内で打ち合わせを行いました。
これまでのところ5人は審査会の原則どおり非公開での開催を希望していますが、野党側は「国民に対する説明の場であり、非公開での開催は認められない」などとして、公開するよう求めています。
自民党内からは、過去9回開かれた審査会のうち、非公開となったのは1回だけだったことなどを踏まえ、議員の傍聴を認める案が出ていて本人の意向も含め調整が行われるものとみられます。