インド南部ケララ州で、本物のゾウに代わって実物大のゾウのロボットが寺院の儀式に登場します。儀式に使われる動物については虐待の懸念が指摘されていました。
体高3.2メートルの実物大ロボットは、動物保護団体のPETAインド支部が寄贈しました。同団体は発表の中で、これで動物虐待を伴わず、安全に儀式ができるとアピールしています。
PETAインド支部によると、インドで飼育されてるゾウのほとんどは、不法に飼育されたり許可なく別の州に派遣されたりしています。
ゾウたちは金属製のかぎ針が付いた凶器で殴られるなど、過酷な扱いを受けているとPETAは指摘。長時間にわたってコンクリートに縛り付けられ、足に痛々しいけがを負っているゾウも多いです。