米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は11日までに、中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について中国が台湾に侵攻した場合、このアプリを通じて自らに有利な世論形成のため数百万人規模の人々に関するデータを活用する可能性があると警告しました。
米連邦上院の情報委員会の公聴会で述べました。長官はこの中で民間業界と公的部門の間の区別は中国共産党の統治方法には存在しないとも言い切りました。
米国内では安全保障対策の側面からティックトックの利用への警戒感が強まっており、連邦議会内では米国内でのティックトックのアプリ禁止を要求する声も出ています。