千葉県野田市で
小学4年生の
女の子が
死亡し、
両親が
逮捕された
事件で、32
歳の
母親が
去年の
末から
先月初めころにかけて、
夫による
暴行を
止めなかった
などとして、
警察は25
日、
傷害の
疑いで
再逮捕しました。
警察は
引き続き、
虐待の
詳しい状況を
調べるとともに、
女の子の
死因の
特定を
急ぐことにしています。
先月、
千葉県野田市の
小学4年生、
栗原心愛さん(10)が、
自宅の
浴室で
死亡しているのが
見つかった
事件では、
冷水の
シャワーを
かけるなどしたとして、
父親の
勇一郎容疑者(41)と
母親のなぎさ
容疑者(32)が、
傷害の
疑いで
逮捕されました。
このうち、勇一郎容疑者は去年の末から先月初めころにかけても心愛さんに胸の骨を折る大けがをさせたとして、再逮捕されています。
この時の夫の暴行について、母親のなぎさ容疑者が止めなかった疑いがあるほか、心愛さんに十分な食事を与えず、病院に連れて行くこともしなかったなどとして、警察は25日、傷害の疑いで再逮捕しました。
認否については明らかになっていませんが、これまでの調べに対し、なぎさ容疑者は「冬休み中に夫が暴行し、あざができたため娘を外出させなくなった」などと供述していたということです。
警察は引き続き、虐待の詳しい状況を調べるとともに、心愛さんの死因の特定を急ぐことにしています。