東京 渋谷区の
児童養護施設で
施設長が
刺されて
死亡した
事件で
逮捕された22
歳の
男は
去年、
アパートの
壁にハンマーのようなもので
複数の
穴をあけ、
施設の
職員が
駆けつけて
警察に
連絡する
トラブルがあったことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
男は
その後、ネットカフェを
転々とすることになり、
警視庁は
一方的に
逆恨みしたとみて
調べています。
25日、東京 渋谷区の児童養護施設「若草寮」で、施設長の大森信也さん(46)が刺されて死亡した事件では4年前まで施設で暮らしていた田原仁容疑者(22)が逮捕され、27日、殺人の疑いで検察庁に送られました。
田原容疑者は「恨みがあり、施設の関係者なら誰でもよかった」と供述していますが、その後の調べで、去年9月、住んでいたアパートの家賃を滞納していたため、施設の職員が様子を見に行ったところ、田原容疑者がアパートの部屋の壁にハンマーのようなもので複数の穴をあけていて、職員が警察に連絡するトラブルがあったことがわかりました。
その後も職員は仕事や住む場所について相談に乗っていましたが、事件直前までネットカフェなどを転々とすることになりました。
警視庁はやり取りを続けていた施設に対して、一方的に逆恨みしたとみて調べています。