定食チェーンの「
大戸屋ホールディングス」は
アルバイト従業員による
不適切な
動画の
問題を
受けて、12
日、
国内280
余りの
店舗を
一斉に
休業し、
再発防止に
向けた
研修を
行っています。
一斉休業しているのは、大戸屋のうち、商業施設に入っている店などを除く全国287の店舗です。
大戸屋では先月マスクをした従業員が店内でズボンを脱いでふざけている様子を映した動画がネット上に投稿されたことが明らかになりました。
これを受けて、12日開かれた研修は非公開で行われ、会社によりますと、再発防止に向けてスマートフォンなど携帯端末の職場への持ち込み禁止を改めて確認するとともに、勤務中の動画の撮影やSNSへの投稿は絶対にしないことを従業員が文書で誓約するということです。
研修は業務の一環のため、賃金も支払われるということで、一斉休業に伴う売り上げの減少も合わせた影響額は12日、1日でおよそ1億円に上るとしています。
大戸屋ホールディングスは「あすから通常営業に戻り、新たなスタートを切るべく会社一丸となって取り組みます」とコメントしています。