日本の太平洋側などでは6月の終わりごろから、曇りや雨の日が続いています。太陽が出ている時間が短くて、いつもの年より気温が低い日が多くなっています。
東京では気温が25℃まで上がらなかった日が、今月12日まで8日続きました。太陽が出ていた時間が3時間より短かった日も、14日まで18日続きました。こんなに長く続いた年は、1988年からあとはありませんでした。
特に関東地方では太陽が出る時間が短くなっていて、野菜が育つのが遅れています。東京都の市場では、きゅうりの値段がいつもの年より50%以上高くなっています。なすも20%、ピーマンも10%ぐらい高くなっています。
気象庁は、これから1週間ぐらいは関東地方から九州までで、曇りや雨の日が多くなりそうだと言っています。