「エボラ出血熱」はウイルスでうつって、亡くなる可能性が高い病気です。
アフリカのコンゴでは、この病気になる人が去年8月から増え続けて、今までに1676人が亡くなりました。今月には、隣の国のルワンダに近い町の人や、コンゴから隣の国のウガンダへ行った人も、この病気になったことがわかりました。
WHOは17日、専門家を急いで集めて会議を開きました。そして、「コンゴの周りの国にもエボラ出血熱が広がるかもしれません。とても危険になっています」と発表しました。
WHOはコンゴとその周りの国に、国に入る人や出る人の中にエボラ出血熱かもしれない人がいないかどうか、しっかり調べるように言っています。そして、国のみんなに正しい情報を伝えて、病気が広がらないようにしてほしいと言っています。WHOは、コンゴやその周りの国の人を助けるために、世界の国の協力が必要だと言っています。