京都市の「
京都アニメーション」の
スタジオが
放火され34
人が
死亡した
事件で、
警察は
放火や
殺人などの
疑いで、
身柄を
確保していた
男の
逮捕状を
取りました。
これまでの
現場検証の
結果、
バケツのような
容器の
一部が
見つかり、
警察は、
男が
事件当日に
購入した
ガソリンを、すぐにまけるようバケツに
移し
替え、
犯行に
及んだとみて
調べています。
今月18
日、
京都市伏見区に
ある「
京都アニメーション」の
スタジオが
放火された
事件では、34
人が
死亡し34
人が
重軽傷を
負いました。
この事件で、警察は20日、放火や殺人などの疑いで、身柄を確保していた青葉真司容疑者(41)の逮捕状を取りました。
青葉容疑者は全身に重いやけどを負っていて、20日、より高度な治療が受けられる大阪の大学病院に移されており、警察は容体の回復を待って逮捕する方針です。
また、警察が消防と合同で2日間、現場検証を行った結果、建物の玄関を入って正面にあるらせん階段の左手の付近が特に激しく焼けていて、バケツのような容器の一部と、ライターとみられる溶けたプラスチックの破片も見つかったということです。
これまでの調べで、青葉容疑者は事件直前、近くのガソリンスタンドで購入したガソリンを携行缶に入れ、スタジオに向かったとみられています。
警察は、建物に入ったあとすぐにガソリンをまけるよう、あらかじめ携行缶からバケツに移し替え、犯行に及んだとみて詳しい状況を調べています。