Japanese News: 石川輪島「朝市通り」建物の公費解体開始から2週間申請増加

石川いしかわ輪島わじま「朝市あさいち通どおり」建物たてものの公費こうひ解体かいたい開始かいしから2週間しゅうかん申請しんせい増加ぞうか

Jun 20, 2024 12:06

Furigana

能登のと半島はんとう地震じしんで大だい規模きぼな火災かさいが起おきた石川いしかわ県けん輪島わじま市しの「朝市あさいち通どおり」で建物たてものの解体かいたいなどの費用ひようを行政ぎょうせいが負担ふたんして行おこなう「公費こうひ解体かいたい」が始はじまって2週間しゅうかんがたつ中なか、解体かいたいの申請しんせいが増ふえているということで、市しは作業さぎょうを急いそぎ早期そうきの復旧ふっきゅう・復興ふっこうをめざしたいとしています。

輪島わじま市しの「朝市あさいち通どおり」周辺しゅうへんでは、大だい規模きぼな火災かさいなどで被災ひさいしたおよそ280棟むねの建物たてもののうち、公費こうひ解体かいたいの申請しんせいがあった100棟むね余あまりを対象たいしょうとして今月こんげつ5日にちに作業さぎょうが始はじまりました。

19日にちも市しの委託いたくを受うけた作業さぎょう員いんが、強つよい日ひざしが照てりつける中なか、休憩きゅうけいを取とりながらがれきの撤去てっきょなどに当あたっていました。

市しによりますと、新あらたにおよそ50棟むねについて公費こうひ解体かいたいの申請しんせいがあり、対象たいしょうの建物たてものは当初とうしょのおよそ1.5倍ばいの160棟むね余あまりに増ふえたということです。

市しはまだ申請しんせいのない建物たてものについて早はやめの申請しんせいを呼よびかけるとともに、解体かいたい作業さぎょうを急いそぎ、早期そうきの復旧ふっきゅう・復興ふっこうを目指めざすことにしています。

近ちかくで衣料いりょう品ひん店てんを営いとなむ向むかい憲けん龍りゅうさん（81）は「急激きゅうげきには変かわらないので、気長きながに待またないといけないと思おもっています。若者わかものが魅力みりょくのあるまちに変かわったなと思おもってもらえるような明あかるい展望てんぼうが開あけるまちづくりにつなげてほしい」と話はなしていました。