史上最高のサッカー選手の一人と広く認められている元イタリア代表のロベルト・バッジョさん(57)が、武装した犯行グループに襲われて頭部を負傷したことが分かりました。犯人らは20日夜、伊北部アルタビッラ・ビチェンティーナにあるバッジョさんの自宅に侵入したということです。地元警察が明らかにしました。
警察によれば、捜査中のため事件の詳細は公表できません。
家宅侵入時はドイツで開催中のサッカー欧州選手権(ユーロ)のグループ・リーグ、イタリア対スペインの試合中で、地元メディアの報道によるとバッジョさんは家族と共にテレビで試合を観戦していました。
犯行グループから家族を守ろうとしたバッジョさんは、頭部を銃で殴られたということです。