「オーバーツーリズム」は、旅行に来る人が観光地などに集まりすぎて、町に住む人が生活しにくくなることです。日本でも、外国から旅行に来る人が増えて、電車やバスが混んだり、ごみが増えたりする問題が出ています。
観光庁は今年3月、オーバーツーリズムの問題をなくすために、20の場所をモデル地域に選びました。神奈川県の箱根や岐阜県の白川郷などです。7月には、ほかにもモデル地域を選ぶ予定です。
モデル地域では、町の人と一緒に、問題をなくすためにどうしたらいいか考えて、計画を立てます。国は、計画に必要なお金を8000万円まで出して協力します。
観光庁は、問題を解決できた例があったら紹介したいと考えています。
