イギリスで国内最後の石炭火力発電所が30日に運転を終了しました。石炭火力発電の全廃はG7(先進7カ国)で初めてです。
30日、イギリス中部・ノッティンガム近郊にある国内最後の石炭火力発電所が運転を終了しました。
イギリス政府はCO2の排出量が多い石炭火力発電からクリーンエネルギーへの切り替えを進めていて、これで産業革命のきっかけとなったイギリスの石炭火力発電はG7で初めて、すべて廃止となります。
発電所の運営会社は「よりクリーンで、柔軟なエネルギーの未来を受け入れていく」として、クリーンエネルギーへの切り替えを進めています。
日本は電力の約3割を石炭で賄っていて、石炭火力発電の削減を求める世界からの圧力がさらに高まる可能性があります。