ジュリエットは、手や足に障害がある人の生活を手伝う犬です。大阪府に住む中村薫さんは、病気で歩くことができなくなって、ジュリエットと一緒に生活しています。ジュリエットはドアを開けたり、スマートフォンを持って来たりします。
医者の中村さんは、病気をしてから手術の仕事ができなくなって、自信がなくなりました。しかし、ジュリエットが来てから、できることを頑張ればいいと思うようになりました。
中村さんは、ジュリエットには病気の人を元気にする力があると思いました。そして、病気の人の心配やストレスを少なくする「ファシリティドッグ」の訓練を行いました。
病気で体の右側が動かない女性は「ジュリエットがいると、リハビリを頑張ろうという気持ちになります」と話していました。
中村さんは今、ファシリティドッグをもっと増やしたいと考えています。