4
日、
青森県東北町の
温泉施設で
裏手に
ある斜面が
崩れて
浴場に
土砂が
流れ込み、
入浴中の
男性1
人が
軽いけがをしました。
気象台によりますと
当時、
付近では
激しい雨が
降っていたとみられ、
県が
被害の
状況を
詳しく
調べています。
4日午後4時半ごろ、東北町上笹橋にある温泉施設「東北温泉」で施設の裏手にある斜面が崩れ、男性用の浴場に土砂が流れ込みました。
消防などによりますと当時、浴場には4人の利用客がいて、このうち70代の男性1人が割れた窓ガラスで足を切る軽いけがをしたということです。
浴場には大量の土砂が窓ガラスを突き破って流れ込んでいて、5日朝は施設の従業員がロビーにまであふれた泥水を外にかき出す作業に追われていました。
東北温泉の沢田※ミノル社長は「このような被害は初めてです。全国から多くの人が来てくれるので一日も早く復旧したい」と話していました。
群馬県から訪れていた60代の男性は「まさか土砂崩れが起きているとは思わなかった。残念ですがまた来られるようになるのを楽しみにしたいです」と話していました。
青森地方気象台によりますと東北町付近では、レーダーによる解析で4日午後4時半までの1時間におよそ40ミリの激しい雨が降っていたとみられるということです。
青森県はこの雨の影響で斜面が崩れたとみて被害の状況を詳しく調べています。
※ミノルは「ころもへん」に「農」