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日のニューヨーク
株式市場は、
世界的な
株安に
歯止めが
かかるのではないかとの
見方から
投資家がリスクを
避ける動きが
後退して
値下がりした
株式を
買い戻す動きが
強まり、ダウ
平均株価は
一時、700ドルを
超える大幅な
値上がりとなりました。
6日のニューヨーク株式市場では東京市場で日経平均株価の終値が3200円余りの過去最大の上昇となったことが安心材料となって、世界的な株安に歯止めがかかるのではないかとの見方が広がりました。
ダウ平均株価は5日まで投資家がリスクを避けようと株式を売る動きが加速したことで3営業日連続で値下がりし、この間の下落幅は2100ドルを超えましたが、6日はリスクを避ける動きが後退したことで一転して値下がりした株式を買い戻す動きが強まり、ダウ平均株価は一時、700ドルを超える大幅な値上がりとなりました。
終値は5日に比べて294ドル39セント高い3万8997ドル66セントでした。
ハイテク関連銘柄の多いナスダックの株価指数も1%の上昇でした。
市場関係者は「アメリカの景気減速への懸念が行きすぎだったとの見方も出て投資家の間に広がった動揺は落ち着いてきている。東京市場の日経平均株価の記録的な乱高下や、金利が低い円の調達によって行われていた取り引きが日銀の利上げと円高の進行で継続できなくなったことが、ニューヨーク市場の株価の不安定な値動きにつながっている」と話しています。