東京の23区で7月、123人が熱中症で亡くなったと考えられています。この中の79人は、部屋にエアコンがありましたが、つけていませんでした。28人は、部屋にエアコンがありませんでした。
今年の7月は、3600人以上が熱中症のようになって救急車で運ばれました。東京消防庁は、のどが渇く前に水を飲んで、冷房や扇風機を使うように言っています。
畑や田んぼで、熱中症になって亡くなるお年寄りも増えています。8月4日は愛媛県の畑で90歳ぐらいの男性、富山県の田んぼで84歳の女性が亡くなっていました。
専門家は「気温が体の温度と同じぐらいになると、命の危険があります。熱中症警戒アラートが出たら、外で仕事をしたり体を動かしたりしないでください」と言っています。