海面に浮かぶクジラの黒い群れ。25日、西オーストラリア州の沖合で大量のゴンドウクジラが身を寄せ合っているのが確認されました。
その後、100頭近くが海岸に座礁しました。
地元当局によりますと、一晩のうちに少なくとも51頭が死にましたが、ボランティア250人が集まって45頭を救助し、生き残ったということです。
今後、船を使ってクジラを水深の深い場所へと移動させるとしています。
大量のクジラが座礁した原因は分かっていませんが、現地メディアは病気で弱ったクジラに群れ全体が誤って岸へと導かれたか、シャチから逃げて岸に打ち上がった可能性などがあると専門家の見立てを伝えています。