NTTドコモは都内とないにある本社ほんしゃに会場かいじょうを設もうけ、利用りよう者しゃなどと接せっする機会きかいが多おおい販売はんばい店てんのスタッフや、通信つうしん網もうの管理かんりなどで在宅ざいたく勤務きんむができない従業じゅうぎょう員いんから接種せっしゅを始はじめました。

会場かいじょうでは、接種せっしゅを希望きぼうするスタッフや従業じゅうぎょう員いんが医師いしの診察しんさつを受うけたあと、早速さっそくワクチンの接種せっしゅを受うけていました。

接種せっしゅを終おえた販売はんばい店てんスタッフの20代だいの女性じょせいは「たくさんの人ひとと接せっするので早はやめに接種せっしゅができ、少すこし安心あんしんしました」と話はなしていました。

井伊いい基之もとゆき 社長しゃちょうは「リモート勤務きんむができない業務ぎょうむもあるが、ライフラインとして欠かかせないので、少すこしでも早はやく接種せっしゅをして従業じゅうぎょう員いんに安心あんしんしてもらい、顧客こきゃくに迷惑めいわくをかけないようにしたい」と話はなしていました。

会社かいしゃでは今後こんご、会場かいじょうを全国ぜんこく10か所かしょに広ひろげ、3か月かげつ程度ていどでコールセンターの従業じゅうぎょう員いんも含ふくめておよそ10万まん人にんへの接種せっしゅを計画けいかくしているということです。

このうちJR東日本ひがしにっぽんは、東京とうきょうと仙台せんだい市しの2か所かしょに会場かいじょうを設もうけ、東京とうきょうでは新宿しんじゅく駅えき近ちかくにあるビルの会議かいぎ室しつで21日にち午前ごぜんから始はじまりました。

接種せっしゅの対象たいしょうは、鉄道てつどうの運行うんこうに関かかわる社員しゃいんとグループ会社かいしゃや協力きょうりょく企業きぎょうの社員しゃいんで、直営ちょくえいの病院びょういんの医師いしや看護かんご師しが接種せっしゅに当あたっていました。

21日にちの一いち日にちで運転うんてん指令しれいや乗務じょうむ員いん、メンテナンスに携たずさわる人ひとなど、およそ250人にんが接種せっしゅを受うけるということです。

JR東日本ひがしにっぽんでは、接種せっしゅの希望きぼうを聞きいたうえで一いち日にちに接種せっしゅする人ひとを勤務きんむ場所ばしょごとに少しょう人数にんずうにして業務ぎょうむに支障ししょうが出でないようにし、年内ねんないに2万まん2000人にんの社員しゃいんについて2回かいの接種せっしゅを終おえる計画けいかくです。

接種せっしゅを終おえた京浜けいひん東北とうほく線せんの運転うんてん士しは「感染かんせんへの不安ふあんや、いつワクチンが打うてるのかという不安ふあんがあったが、気持きもちの安心あんしんが得えられた。安心あんしんしてお客様おきゃくさまに接せっすることができると思おもう」と話はなしていました。

河野こうの規制きせい改革かいかく担当たんとう大臣だいじんは21日にち朝あさ、注射ちゅうしゃを打うちやすいよう半袖はんそでのかりゆし姿すがたで会場かいじょうを訪おとずれ、左腕さわんに接種せっしゅを受うけました。

河野こうの大臣だいじんは記者きしゃ団だんに対にたいし「痛いたいこともなく、無事ぶじに終おわった。特とくに異常いじょうもない」と述のべました。

そして職域しょくいき接種せっしゅについて「基本きほんはあくまで自治体じちたいの接種せっしゅだが、現役げんえき世代せだいは通勤つうきんや通学つうがくをしている人ひとが多おおいので、便利べんりだという方ほうは積極せっきょく的てきにこの枠組わくぐみを使つかってもらいたい。経済けいざいが再さい活性かっせい化かするためにも重要じゅうようなのではないか」と述のべました。

そのうえで河野こうの大臣だいじんは、アレルギーなどで接種せっしゅできない人ひともいると指摘してきし「接種せっしゅは最終さいしゅう的てきにはそれぞれの判断はんだんだ。職場しょくばなどで、ワクチンを打うたないからといって差別さべつ的てきな取り扱とりあつかいがなされないよう、気きをつけてもらいたい」と述のべました。