日本新闻: コンビニがおにぎりを冷凍した状態で販売物流対策で実証実験

コンビニがおにぎりを冷凍れいとうした状態じょうたいで販売はんばい物流ぶつりゅう対策たいさくで実証じっしょう実験じっけん

Aug 22, 2023 14:08

Furigana

物流ぶつりゅうのひっ迫ひっぱくが大おおきな課題かだいとなるなか、大手おおてコンビニチェーンがおにぎりを冷凍れいとうして販売はんばいする実証じっしょう実験じっけんを始はじめました。店舗てんぽへの配送はいそうの回数かいすうを減へらし、物流ぶつりゅうの効率こうりつ化かにつなげます。

この実証じっしょう実験じっけんは、コンビニ大手おおてのローソンが22日にちから一部いちぶの店舗てんぽで始はじめました。

個別こべつ包装ほうそうのおにぎりを冷凍れいとうした状態じょうたいで販売はんばいすることで、賞味しょうみ期限きげんがおよそ4か月かげつとなり、店舗てんぽへの配送はいそうの回数かいすうを減へらすことができるということです。

さらに廃棄はいきされる食品しょくひんの削減さくげんにもつながるとしています。

直接ちょくせつのりが巻まかれている「焼しょうさけおにぎり」などあわせて6種類しゅるいを販売はんばいし、電子でんしレンジで温あたためて食たべることができます。

実証じっしょう実験じっけんは東京とうきょう都内とないと福島ふくしま県内けんないのあわせておよそ20店舗てんぽで行おこなわれ、2025年度ねんどに全国ぜんこくの店舗てんぽで販売はんばいすることを目指めざしています。

さらに、おにぎりだけでなく、消費しょうひ期限きげんが短みじかい弁当べんとうや調理ちょうりパンなどでも冷凍れいとうでの販売はんばいを拡大かくだいさせたいとしています。

商品しょうひん本部ほんぶの涌井わくい和広かずひろ副ふく本部ほんぶ長ちょうは、「頻度ひんどが高たかい製造せいぞうや配送はいそうがコンビニの特徴とくちょうなので、物流ぶつりゅうをコントロールしてドライバーの時間じかん当あたりの配送はいそう量りょうを増ふやさないと成立せいりつしない。鮮度せんどが長ながく続つづかずに販売はんばいの時間じかんが1日にち以下いかの商品しょうひんで冷凍れいとうを進すすめていくのが大事だいじだ」と述のべました。