大阪にある会社が、傘に雨が当たったときの音が静かな傘を作りました。普通の傘と違う布を使って、音が小さくなるようにしています。
会社は、目に障害がある人から「雨の音がしない傘がほしい」と聞いて、この傘を考えました。目に障害がある人は道を歩くとき、車が走っている音などを聞いて、まっすぐ進むようにしています。しかし雨の日は、雨の音などが邪魔で、必要な音がよく聞こえません。
目に障害がある男性は、雨の日に道がわからなくなったことや、自転車にぶつかったことがありました。しかし、この傘を使ってから、必要な音がよく聞こえるようになりました。
男性は「雨の日でも歩きやすくなって、とても感動しました」と話しています。