毎年春と夏に、兵庫県にある甲子園球場で高校野球の1番を決める大会があります。23日の決勝の試合で、神奈川県の慶応高校のチームが勝って優勝しました。慶応高校が前に優勝したのは1916年で、107年前です。

チームは、楽しんで野球をすることを大事にしてきました。2年前からは、試合で負けているような場合でもあわてないための心のトレーニングも始めました。いいことと悪いことを先に考えておくと、どんな場合でもいつもと同じ野球ができます。
今年のチームは、うれしいときなどに3本の指を立てるポーズも決めて頑張ってきました。
選手の1人は「野球は楽しいということを見せることができました。みんなで苦しいときでも笑って楽しもうと言ってきて、1番になりました」と話しました。