沖縄県那覇市のボランティアの団体が、手で触る絵本を作っています。布などの材料を貼って形がわかるようにしてある絵本です。目が不自由な子どもたちに本を読む楽しさを伝えたいと考えて、今までに119冊を作ってきました。
120冊目の絵本は、夜の空に光る星のことを子どもに伝える話です。人間の親と子やきつねが出てきます。大きい星と小さい星は別の材料で作りました。明るさが違うことを知ってもらうためです。
沖縄盲学校で、作った絵本をプレゼントする会がありました。
子どもたちもとても興味がありそうです。男の子は「触るとやわらかくて、きつねだとわかります。流れ星もわかります。優しい気持ちで作ってくれたと思います」と話しました。
絵本を作った人は「とてもうれしいです。作ってよかったなと思いました」と話しています。