2019年7月、アニメの会社「京都アニメーション」に男が火をつけて、36人が亡くなりました。
5日、この事件の青葉真司被告の裁判が始まりました。被告は「こんなにたくさんの人が亡くなると思いませんでした」などと言いました。
弁護士は「事件のとき、被告はしてもいいことと悪いことがわかりませんでした。事件の責任をとる能力がなかったため、罪になりません」と言いました。
検察官は「被告は自分が書いた小説をこの会社に送りましたが、選ばれなかったため、会社を恨んで火をつけました。そのとき、事件の責任をとる能力がありました」と言いました。