サウジアラビアが5日、「今月末まで」としていた原油の減産をさらに3カ月延長して「年末まで」と発表したことを受け、アメリカでは物価上昇が懸念され、長期金利が上昇しました。
日米の金利差が拡大したことで円売り・ドル買いが進み、1ドル=147円半ばで取引されています。
こうした流れを受け、日本国内では金の価格が4営業日ぶりに最高値を更新しました。
金の国内小売価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭販売価格は1グラム=1万105円となっています。
日経平均株価は、円安の影響で自動車株などの輸出関連株が値を上げ、6日午前の終値は5日より225円高い3万3262円でした。