魚の製造などに使われた木箱を再利用してクリップボードを作るなど、北海道発のクラフトブランドがイギリスの展示会で紹介されています。
ロンドンの日本文化の発信拠点「ジャパン・ハウス」では、北海道のヒグマやサケにまつわる工芸品の特設コーナーが期間限定で設けられています。
このなかで、北海道恵庭市の宮大工、村上智彦さんらが手掛けるクラフトブランド「ARAMAKI」のイスやかばんが紹介されています。
ARAMAKIの製品は塩漬けしたサケ=新巻きザケなどの製造・輸送に使われた木箱を再利用して作られています。
クラフトブランド「ARAMAKI」 村上智彦さん
「日本の独特な文化だと思っていて、漢字の印刷とか。北海道から来たサケ箱やサケ箱を再利用して作った物とかが、こちらの人たちにどういう風に見られるのか聞いてみたい」
ARAMAKIの製品が海外で展示されるのは初めてで、訪れた人たちからは「かっこいい」などと評価する声が上がっていました。