「さっぽろ雪まつり」のメイン会場となる札幌市中央区の大通公園では、高さが10メートルを超える「大雪像」のほか、抽せんで選ばれた市民が作るおよそ80の小型の雪像が展示されます。
28日は晴天に恵まれる中、雪像作りがスタートし、参加した人たちは設計図を確認しながら事前に用意された高さ3メートルの雪の塊にスプレーなどで印を付けていました。
そしてスコップやノミを使って雪を掘ったり、細かい雪をほうきで掃いたりしながら、慎重に作業を進めていました。
実行委員会によりますと、ことしは大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平選手をテーマにした作品も作られるということです。
会社の仲間とアザラシの雪像を作っていた男性は「頭の丸みをうまく削り出せるかがポイントです。北海道らしさを出せるよう頑張りたいです」と話していました。
またペンギンの雪像を作っていた女性は「雪が思ったより固くて大変です。雪像作りは初めてなので、周りの人の様子を見ながら作業を進めたいです」と話していました。
「さっぽろ雪まつり」は2月4日から11日まで開催されます。