「横濱ジャズプロムナード」というこの催しは、ジャズの街 横浜を盛り上げようと、30年以上前から10月の最初の週末に行われていて、ことしは、商業施設や商店街の通りなど10か所余りを会場に7日から始まりました。
このうち、横浜市西区の商業施設に設けられたステージでは、山梨県の中学生や高校生、それに横浜市内の大学のバンドなどが演奏を披露しました。
くつろいで聞いてもらおうとステージの前には人口芝と大きなクッションが用意され、家族連れなどが音楽に合わせて体をゆらしたり、ソロのパートのたびに拍手を送ったりして、ジャズの調べを楽しんでいました。
2歳の子どもとともに、川崎市から訪れた30代の女性は「ジャズが好きで来ました。街なかの人と一体になって楽しむことができました。子どもも踊っていました」と話していました。
偶然通りかかったという市内の40代の男性は、「くつろぎながら音楽を楽しめるのでとてもいい催しだと思う。きょう一日こうやって過ごしたい気分です」と話していました。
実行委員会の森絵里花さんは「街全体がステージになる2日間です。ジャズとともに横浜の街を散策しながら秋を楽しんでほしい」と話していました。
この催しは8日も行われます。