Báo tiếng Nhật: 震度7の地震から3年 37人死亡の北海道厚真町追悼する人の姿

震度しんど7の地震じしんから3年ねん 37人にん死亡しぼうの北海道ほっかいどう厚真あつま町まち追悼ついとうする人ひとの姿すがた

Sep 6, 2021 07:09

Furigana

北海道ほっかいどうで震度しんど7の揺ゆれを観測かんそくし、44人にんが犠牲ぎせいになった地震じしんから6日にちで3年ねんです。災害さいがい関連かんれん死しを含ふくめて37人にんが亡なくなった厚真あつま町まちでは、地震じしんの発生はっせい時刻じこくにあわせて追悼ついとうする人ひとの姿すがたが見みられました。

厚真あつま町まち役場やくばの前まえでは町内ちょうないに住すむ人ひとが地震じしんが発生はっせいした午前ごぜん3時じ7分ふんにあわせて黙もくとうし、犠牲ぎせいになった人ひとたちへの祈いのりをささげていました。

また、大だい規模きぼな土砂崩どしゃくずれが起おきた吉野よしの地区ちくに設もうけられた献花けんか台だいには、町内ちょうないに住すむ農業のうぎょうの伊部いべ義之よしゆきさん（53）が地震じしんの発生はっせい時刻じこくにあわせて訪おとずれ、花はなを手向たむけました。

伊部いべさんは一緒いっしょに農業のうぎょうをしていた友人ゆうじんを地震じしんで亡なくしたということです。

伊部いべさんは、「この3年間ねんかん、すごく長ながかったという思おもいもありますが、復旧ふっきゅうもそれなりに進すすんだと思おもいます。せっかく助たすかった命いのちなので、自分じぶんなりにこれから恩返おんがえしをしていきたい」と話はなしていました。

献花けんか台だいではその後そのごも早朝そうちょうから足あしを運はこぶ地元じもとの人ひとたちの姿すがたが見みられました。

厚真あつま町まちの元もと職員しょくいんで、職場しょくばの同僚どうりょうを亡なくした65歳さいの男性だんせいは「亡なくなった人ひとは帰かえってきませんので、残のこった人ひとたちで頑張がんばって生いきていくしかないと思おもっています。振り返ふりかえってもしかたないので、前まえに進すすむしかないです」と話はなしていました。

また、地震じしん発生はっせい後ごに当時とうじ、自衛じえい官かんとして救助きゅうじょ活動かつどうにあたった厚真あつま町まちの55歳さいの男性だんせいは、「3年ねんたって少すこし落ち着おちついた面めんもありますが、思い出おもいだすと胸むねが痛いたくなります。当時とうじのことを忘わすれないように、被害ひがいに遭あわれた方ほうの気持きもちを忘わすれないようにしたい」と話はなしていました。