猛烈なハリケーン「アイダ」に直撃された米南部ルイジアナ州沖の海上で、パイプラインの破損が原因とみられる石油の流出が報告されました。メキシコ湾岸は無数のパイプラインが入り混じった「スパゲティ状態」にあり、沿岸警備隊などが責任の所在を追求しています。
石油ガス開発会社タロス・エナジーはルイジアナ州南東部のベイマーチャンドで石油が流出しているとの報告を受け、現場に対応チームを派遣しました。
5~6日にかけては潜水作業でパイプラインからの流出が見つかり、タロスは7日、格納ドームをかぶせて流出した石油を水上の船舶に回収できる状態になったと発表しました。