茨城県鉾田市のキュウリを栽培している農業用ハウスで同僚のベトナム人をはさみで刺して殺害したとして技能実習生のベトナム人が逮捕されました。
ベトナム人技能実習生のザン・タイン・トゥン容疑者(27)は7日の午後3時ごろ、鉾田市にある農業用ハウスでグエン・バン・ナムさん(30)の首をはさみで刺して殺害した疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は同じ農家で働いて同居していました。
ハウスではキュウリが栽培されていて、犯行に使われたのは全長20センチの芽切ばさみとみられています。
取り調べに対し、ザン容疑者は「刺したことは間違いない」と話しました。
2人は以前からベトナム語でよく口論していて、警察が殺害の経緯などを調べています。