米ワシントン州農務局(WSDA)は、「殺人スズメバチ」として知られるオオスズメバチの巣を駆除したと発表しました。州内で巣が駆除されるのは今年に入って2つ目です。同じ地域で3つ目の巣の場所も突き止めたとしています。
同州では先月下旬にも、ワットコム郡で見つかった巣が駆除されていました。この巣は9つの層でできていて、様々な成長段階の約1500匹のハチがいたということです。職員が働きバチ113匹を巣から吸引し、網を張ってさらに67匹を捕獲しました。
WSDAは11月末までオオスズメバチの駆除作業を継続します。
オオスズメバチは世界最大のスズメバチで、米国では2019年に初めて見つかりました。
当局によると、オオスズメバチは、ハナバチの頭をもぎとって殺す「大量殺りく」の習性があることから殺人バチと呼ばれます。