クーデターの後も混乱が続いているミャンマーで、国連大使の承認を巡って国軍側と民主派が対立しました。
最大都市ヤンゴンでは14日朝、市民らがデモを行い、14日からの国連総会でチョー・モー・トゥン国連大使を引き続き承認するよう訴えました。
チョー・モー・トゥン氏は2月、国連総会の会合でクーデターを非難し、国軍側が一方的に解任を発表しました。
ただ、今も国連大使の職にとどまり、軍政を認めないよう国際社会に訴えています。
一方、国軍側は別の人物を大使として承認を求める構えで、大使の信任を巡る対立がミャンマー国内でも激化しました。