「
緊急安全確保」とは、すでに
災害が
起きているか
発生が
差し迫っているとして
命を
守る行動をとるよう
呼びかける情報です。
牛山教授によりますと、すでに家の周辺が浸水するなど状況が悪化している可能性が高く、外に出て動き回るほうがかえって危険なので、積極的には動かないほうがよいということです。
浸水していると、濁った水で足元が確認できず側溝や用水路などに転落する危険があるほか、車であってもエンジンが止まって流される危険があるからです。
過去の災害でも、避難の最中に、用水路に流されたり車ごと川に転落したりして、死亡するケースが相次いでいます。
自宅の2階以上に上がるなど、少しでも高い場所に移動して、リスクを下げる努力が必要だということです。
土砂災害の危険がある場所 頑丈な建物に移動を
ただし、
自宅にとどまることが
危険な
ケースもあります。
土石流などの危険性が高い「土砂災害警戒区域」に指定されている場所では、仮に土砂災害が起きると家ごとつぶされてしまう可能性があります。
ことし8月の記録的な大雨では、長崎県雲仙市で住宅が土砂に押し流され3人が死亡したほか、長野県岡谷市も住宅が土石流に巻き込まれ3人が死亡しました。
いずれの現場も「土砂災害警戒区域」に指定されていました。
土砂災害は、
発生してから
逃げきるのは
困難なので、
牛山教授は、
離れた
避難場所への
移動が
難しい場合であっても、
近くの
鉄筋コンクリートの
建物など頑丈な
建物に
移動してリスクを
下げることが
大切だと
指摘しています。
それも難しい場合は、自宅の2階以上で、かつ、崖や斜面と反対側の部屋で過ごすことで、少しでも助かる確率を上げる努力が必要です。
川から離れて
川の
堤防のすぐ
近くや、「
家屋倒壊等氾濫想定区域」に
指定されている
地域は、
川が
氾濫した
時には
家ごと
流されて
助からない
可能性があるため、
川から
離れる必要があると
指摘しています。
実際に、
去年7
月に
熊本県を
流れる球磨川で
発生した
水害では、「
家屋倒壊等氾濫想定区域」の
中にあった
自宅が
流されて
少なくとも5
人が
死亡しています。
一方で、まだ浸水被害が発生していない地域では、ハザードマップを確認し、危険な地域にいる人は、状況が悪化する前に安全な場所に避難することが大切です。
牛山教授は「ベストな避難が難しい状況であっても、少しでもリスクを下げる“ベターな過ごし方”を考えてほしい」と指摘しています。
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출처: NHK
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