帯広畜産大学では、
上川町の
酒造会社が
去年、
酒蔵「
碧雲蔵」を
開設し、
日本酒造りを
行っています。
大学内に酒蔵があるのは全国でも唯一で、大学ではことしから、学生たちが酒造りについて学ぶため、杜氏の指導を受けながら日本酒造りに取り組んでいます。
完成した日本酒は「碧雲」と名付けられ、21日は、学生が瓶にラベルを貼る作業を行ったあと、関係者にお披露目されました。
完成した日本酒はすっきりとした味わいが特徴で、日本酒が苦手な人も飲みやすいということです。
酒造りを行った4年生の高山美月さんは「大学生が造ったお酒なので、若い世代が日本酒に興味を持つきっかけになってほしいです」と話していました。
総杜氏の川端慎治さんは「これからも教育と酒造りを連携させていきたいです」と話していました。
学生が造った日本酒は、来月上旬から大学の生活協同組合で販売される予定です。