長崎県諫早市の県立諫早農業高校で22日、来年度の新入生から導入する新たな制服の発表会がありました。性同一性障害などLGBT(性的少数者)に対応し、女子生徒でもスラックスを、男子生徒でもスカートを、自由に選択できるようにしたのが特徴です。
同校によると、新しい制服は、冬用がブレザーと、スラックスまたはスカートのセットです。夏用はボタンダウンシャツまたはポロシャツと、スラックスまたはスカートのセットです。ブレザー、スラックス、スカートの色はチャコールグレーで統一しています。
今回、ジェンダーレスの制服導入を決めたのは「生徒一人一人の個性を尊重する」という考えからだということです。