成田空港に止まったままの航空機。成田発-那覇行きの全日空便。その機体はウミガメが描かれた特別なものです。なぜ、止まっているのか。
ウミガメの機体の前方の滑走路に、1匹のカメが侵入したというのです。成田空港によりますと、離陸直前にパイロットがカメを発見。機体を一旦止め滑走路を閉鎖し、捕獲作業が行われました。
捕獲されたカメがこちら!大きな甲羅から顔をのぞかせます。種類はまだ分かっていませんが、全長はおよそ30センチありました。航空機の長さはこのカメのおよそ240倍ですが、滑走路でおよそ50分間、足止めされることとなりました。
成田空港などによりますと、「イタチなどの小動物が滑走路に入ることは年に数回あり、運航の妨げになる場合は必ず撤去する」ということですが、カメの侵入は記録に無く、非常に珍しいということです。