「短い期間だがさまざまな改革に道筋つけた」退任前に菅首相 - Easy News

総理そうり大臣だいじんを退任たいにんするのを前まえに、菅かん総理そうり大臣だいじんは、記者きしゃ会見かいけんで「さまざまな改革かいかくに道筋みちすじをつけることができた」と振り返ふりかえったうえで、日本にっぽんの未来みらいのためには痛いたみを伴ともなう改革かいかくでもしっかりと説明せつめいし、実現じつげんしていくことが重要じゅうようだと強調きょうちょうしました。

この中なかで、菅かん総理そうり大臣だいじんは「去年きょねん、総理そうり大臣だいじんに就任しゅうにんしてから1年ねん余あまり、ただひたすらに走はしり続つづけた日々ひびだった。すべてをやり尽つくすには短みじかい期間きかんだったが、長年ながねんの課題かだいに挑いどみ、さまざまな改革かいかくに道筋みちすじをつけることができた」と述のべました。

そのうえで「日本にっぽんは、今いままさに正念場しょうねんばにある。国難こくなんというべき少子しょうし高齢こうれい化かや、激変げきへんする安全あんぜん保障ほしょう環境かんきょう、さらに新型しんがたコロナウイルスによりデジタル化かの遅おくれなどの課題かだいも浮き彫うきぼりになった。日本にっぽんの未来みらいのためには成長せいちょうを実現じつげんし、国民こくみんの食くいぶちをつくらなければならない。痛いたみを伴ともなう改革かいかくでもしっかりと説明せつめいし、実現じつげんしていくことがますます重要じゅうようとなっていく」と述のべました。

そして「国民こくみんの皆様みなさまの協力きょうりょくなしには何一なにひとつ実現じつげんすることができなかったと思おもう。『国民こくみんのために働はたらく内閣ないかく』への支援しえん、協力きょうりょくに心こころから感謝かんしゃと御礼おれいを申し上もうしあげる」と述のべました。

一方いっぽう、次つぎの総理そうり大臣だいじんに向むけては「政治せいじは、やはり最終さいしゅう判断はんだんは総理そうり大臣だいじんがすべきだと思おもっているので、次つぎの総理そうり大臣だいじんにも、そうした権限けんげんを行使こうししてもらいたい。いろんな条件じょうけんに耐たえられることが必要ひつようだと思おもう」と述のべました。