旧統一教会をめぐって
文化庁は、
平成9
年に
教会側から
名称変更の
相談を
受け、
その後申請は
行われなかったものの18
年後の
平成27
年に
申請を
受理し「
世界平和統一家庭連合」への
名称変更を
認証しました。
これについて、末松文部科学大臣は記者会見で「形式上の要件に適合する場合は受理する必要がある。担当者に確認したところ、当時、旧統一教会側から『申請を受理しないのはおかしいのではないか』という違法性の指摘があった。教会側の弁護士が言っているという話だった」と述べました。
また、形式上の要件が整っていたとしても申請を認証せず、文部科学大臣の諮問機関である「宗教法人審議会」で判断すべきだったという指摘が出ていることについて、末松大臣は「申請の内容が要件を備えていることを確認して認証を決定したと認識していて宗教法人審議会にかける案件ではなかった」と述べました。