それによりますと、

▽総務そうむ大臣だいじんに寺田てらだ稔みのる氏し。

▽法務ほうむ大臣だいじんに葉梨はなし康弘やすひろ氏し。

▽外務がいむ大臣だいじんは林はやし芳正よしまさ氏しが留任りゅうにん。

▽財務ざいむ大臣だいじんは鈴木すずき俊一しゅんいち氏しが留任りゅうにん。金融きんゆう担当たんとう大臣だいじんも兼務けんむします。

▽文部もんぶ科学かがく大臣だいじんに永岡ながおか桂子けいこ氏し。

▽厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんに加藤かとう勝信かつのぶ氏し。

▽農林のうりん水産すいさん大臣だいじんに参議院さんぎいん議員ぎいんの野村のむら哲郎てつろう氏し。

▽経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんに西村にしむら康かん稔みのる氏し。「GX＝グリーントランスフォーメーション実行じっこう推進すいしん担当たんとう大臣だいじん」も兼務けんむします。

▽国土こくど交通こうつう大臣だいじんは公明党こうめいとうの斉藤さいとう鉄夫てつお氏しが留任りゅうにん。

▽環境かんきょう大臣だいじんに西村にしむら明宏あきひろ氏し。

▽防衛ぼうえい大臣だいじんに浜田はまだ靖やすし一氏いちうじ。

▽官房かんぼう長官ちょうかんは松野まつの博一ひろかず氏しが留任りゅうにん。ワクチン接種せっしゅ担当たんとう大臣だいじんのほか、沖縄おきなわ基地きち負担ふたん軽減けいげん担当たんとう大臣だいじんと拉致らち問題もんだい担当たんとう大臣だいじんも兼務けんむします。

▽デジタル大臣だいじんに河野こうの太郎たろう氏し。

▽復興ふっこう大臣だいじんに秋葉あきば賢也けんや氏し。

▽国家こっか公安こうあん委員いいん長ちょうと防災ぼうさい担当たんとう大臣だいじんに谷たに公一こういち氏し。

▽少子しょうし化か担当たんとう大臣だいじんに小倉こくら將信しん氏し。こども政策せいさくや女性じょせい活躍かつやく、孤独こどく・孤立こりつ対策たいさくも担当たんとうします。

▽経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんと新型しんがたコロナ対策たいさく担当たんとう大臣だいじんは山際やまぎわ大だい志郎しろう氏しが留任りゅうにん。スタートアップ担当たんとう大臣だいじんも兼務けんむします。

▽経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじんに高市たかいち早苗さなえ氏し。科学かがく技術ぎじゅつ担当たんとう大臣だいじんも兼務けんむします。

▽地方ちほう創そう生せい担当たんとう大臣だいじんに参議院さんぎいん議員ぎいんの岡田おかだ直樹なおき氏し。万博ばんぱくや沖縄おきなわ・北方ほっぽう対策たいさく、行政ぎょうせい改革かいかくなども担当たんとうします。

また

▽衆議院しゅうぎいんの官房かんぼう副ふく長官ちょうかんの木原きはら誠二せいじ氏し、

▽参議院さんぎいんの官房かんぼう副ふく長官ちょうかんの磯崎いそざき仁ひとし彦氏し、

▽事務じむの官房かんぼう副ふく長官ちょうかんの栗生くりゅう俊一しゅんいち氏しはいずれも留任りゅうにんします。

林はやし外務がいむ大臣だいじんや鈴木すずき財務ざいむ大臣だいじん、松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんら5人にんが留任りゅうにんします。

また、3度目どめの厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじん就任しゅうにんとなる加藤かとう氏しや、2度目どめの防衛ぼうえい大臣だいじん就任しゅうにんとなる浜田はまだ氏しなど、5人にんが再さい入閣にゅうかくとなります。

新しん閣僚かくりょうは、夕方ゆうがたにも皇居こうきょでの認証にんしょう式しきに臨のぞみ、第だい2次じ岸田きしだ改造かいぞう内閣ないかくが正式せいしきに発足ほっそくする運はこびです。

そして、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは10日にち夜よる、記者きしゃ会見かいけんを行おこない、閣僚かくりょう人事じんじの狙ねらいや今後こんごの政権せいけん運営うんえいなどについて、みずからの考かんがえを明あきらかにすることにしています。

そのあと、新あたらしい内閣ないかくとして初はじめての閣議かくぎが開ひらかれます。

このあと、内閣ないかく改造かいぞうが行おこなわれ、松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんが、第だい2次じ岸田きしだ改造かいぞう内閣ないかくの閣僚かくりょう名簿めいぼを発表はっぴょうすることにしています。

このあと、組閣そかく本部ほんぶが設置せっちされて内閣ないかく改造かいぞうが行おこなわれ、松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんが、第だい2次じ岸田きしだ改造かいぞう内閣ないかくの閣僚かくりょう名簿めいぼを発表はっぴょうすることにしています。

地元じもとが宮城みやぎの秋葉あきば氏しは、「岸田きしだ総理そうり大臣だいじんからは、『適任てきにんだと思おもうのでしっかりやってくれ』と言いわれた。被災ひさい者しゃの生なまの声こえをずっと聞きいてきたので、感慨深かんがいぶかいものがある。被災ひさい地ちや被災ひさい者しゃに寄り添よりそう姿勢しせいで、現場げんば主義しゅぎを大事だいじにして取り組とりくんでいきたい。本当ほんとうにやりがいのある仕事しごとだと思おもう」と話はなしていました。

一方いっぽう、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいとの関かかわりについて、「会費かいひや寄付きふなどお金おかねがらみのことは断だんじて何なにもない。関連かんれん団体だんたいがたくさんあるので、中なかには知しらずに出席しゅっせきしていたケースもあるかもしれないが、私わたしの認識にんしきでは、関かかわりはないと断言だんげんできる」と述のべました。

午後ごご、組閣そかく本部ほんぶを設置せっちして、内閣ないかく改造かいぞうを行おこなうことにしています。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは内閣ないかく改造かいぞうに向むけて、午前ごぜん11時半じはんすぎから臨時りんじ閣議かくぎを開ひらき、閣僚かくりょうの辞表じひょうをとりまとめました。

これを受うけて午後ごご、総理そうり大臣だいじん官邸かんていで、公明党こうめいとうの山口やまぐち代表だいひょうと党首とうしゅ会談かいだんを行おこなったうえで、組閣そかく本部ほんぶを設置せっちし、内閣ないかく改造かいぞうを行おこないます。

そのあと、松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんが閣僚かくりょう名簿めいぼを発表はっぴょうし、夕方ゆうがたにも皇居こうきょでの認証にんしょう式しきを経へて、第だい2次じ岸田きしだ改造かいぞう内閣ないかくが正式せいしきに発足ほっそくする運はこびです。

そして、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんし、閣僚かくりょう人事じんじのねらいや今後こんごの政権せいけん運営うんえいなどについて、みずからの考かんがえを明あきらかにすることにしています。

党とうの参議院さんぎいん国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょうを務つとめていたことから、国会こっかい内ないの委員いいん長ちょう室しつを訪おとずれ、職員しょくいんにあいさつしました。

岡田おかだ氏しは、「岸田きしだ総理そうり大臣だいじんから電話でんわがあり、『身みに余あまる光栄こうえいです』と答こたえた。それぞれの地域ちいきの知恵ちえを十分じゅうぶんに聞きき、現場げんばを見みて、地方ちほうと国くにの共同きょうどう作業さぎょうでしっかりと頑張がんばっていきたい」と意気込いきごみを語かたりました。

また「沖縄おきなわ北方ほっぽう対策たいさくも兼かねるということで、沖縄おきなわの基地きち移転いてんなども円滑えんかつに進すすむよう地じならしをして真しんに本土ほんどと変かわらない生活せいかつ水準すいじゅん、沖縄おきなわ独自どくじの経済けいざい開発かいはつ振興しんこうを進すすめていきたい」と話はなしていました。

一方いっぽう、記者きしゃ団だんから、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいやその関連かんれん団体だんたいから献金けんきんや選挙せんきょ活動かつどうの支援しえんを受うけたことがあるか問とわれ、「献金けんきんや選挙せんきょ活動かつどうの支援しえんはない」と述のべました。

西村にしむら氏しは、「きのうは夜よる遅おそくまでメールが300件けんくらい来きて、電話でんわにも対応たいおうした。朝あさは妻つまが入いれてくれたコーヒーを飲のんで目めを覚さまし、気きを引き締ひきしめてやろうという思おもいで来きた。当面とうめんはエネルギーの安定あんてい供給きょうきゅうや物価ぶっか高だかに対応たいおうしていかなければならないが、何なにより日本にっぽんの成長せいちょうのための生産せいさん性せいの向上こうじょうやイノベーションを起おこしていかなければいけない。やれることを全力ぜんりょくでやっていきたい」と意気込いきごみを語かたりました。

また、「日本にっぽんの将来しょうらいのために、いちばんやりがいのある省庁しょうちょうだと選えらんでやってきた。役所やくしょに入はいったときの初心しょしんと、政治せいじ家かを目指めざしたときの初心しょしんを忘わすれずに頑張がんばっていきたい」と述のべました。

妻つまが用意よういしてくれたという2本ほんの新あたらしいネクタイを持もってきました。深夜しんやまで100通つう以上いじょうのメールや電話でんわがあったということで「寝不足ねぶそくかもしれない」と話はなしていました。

谷たに氏しは9日にち夜よる、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんから電話でんわで初はつ入閣にゅうかくを伝つたえられたことを明あきらかにし、「総理そうりからは旧きゅう統一とういつ教会きょうかいとの関係かんけいをしっかりほしいと言いわれた。高揚こうよう感かんよりも、身みが引き締ひきしまる思おもいだ」と述のべました。

そして「治安ちあんは悪わるくないという常識じょうしきは、安倍あべ元もと総理そうりへの襲撃しゅうげき事件じけんによって大おおきく揺ゆらいだ。国民こくみんの不安ふあん払拭ふっしょくのためにも頑張がんばらなければならない。また、27年ねん前まえに阪神はんしん・淡路あわじ大震災だいしんさいを体験たいけんし、防災ぼうさいや東北とうほくの復興ふっこうに力ちからを入いれてきた。ライフワークの一ひとつとしてしっかりやらなければという思おもいだ」と決意けついを語かたりました。

そのあと、事務所じむしょには関係かんけいする省庁しょうちょうの幹部かんぶが次々つぎつぎと訪おとずれ、さっそく打ち合うちあわせを行おこなっていました。

▽世よ耕こう参議院さんぎいん幹事かんじ長ちょうの再任さいにんと、

▽参議院さんぎいん国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょうに、野上のがみ浩太郎こうたろう・元もと農林のうりん水産すいさん大臣だいじんの起用きようが決きまりました。

その際さい、「立場たちばが変かわるだけで、内閣ないかくを支ささえることには変かわりはない。これまでと変かわらず不動ふどう心しんで臨のぞみたい」と決意けついを述のべました。

事務所じむしょには、さっそく総務そうむ省しょうの山下やました事務じむ次官じかんら幹部かんぶと、大臣だいじん秘書官ひしょかんとなる職員しょくいんがあいさつに訪おとずれ、今後こんごの打ち合うちあわせなどを行おこなっていました。

一方いっぽう、寺田てらだ氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし、旧きゅう統一とういつ教会きょうかい関連かんれんの政治せいじ団体だんたい『国際こくさい勝かち共ども連合れんごう』へ平成へいせい30年ねんに会合かいごうの会費かいひとして、2万まん円えんを支払しはらっていたことを明あきらかにしました。

寺田てらだ氏しは、「一いち度どだけ、広島ひろしま県けん人じん会かいの知人ちじんに誘さそわれ、結果けっか的てきには行いけなかったが会費かいひだけ支払しはらった。ただ、その時点じてんで『国際こくさい勝かち共ども連合れんごう』の会合かいごうだとは知しらなかった」と釈明しゃくめいしました。

そのうえで、「私わたし自身じしん、旧きゅう統一とういつ協会きょうかいの会合かいごうに出でたり、祝電しゅくでんを出だしたことは一切いっさいない。旧きゅう統一とういつ教会きょうかいに限かぎらず、社会しゃかい的てきに問題もんだいとなるような諸しょ団体だんたいとはお付き合つきあいすることがないようにしたい」と述のべました。

小倉おぐら氏しは、「入閣にゅうかくは予想よそうしていなかった。入閣にゅうかくの知しらせを受うけた時ときは、身みが引き締ひきしまる思おもいだった。これからさまざまな仕事しごとが待ち構まちかまえているし、決けっして浮うかれることなく一いち歩ほ一いち歩ほ着実ちゃくじつに仕事しごとを進すすめて、国民こくみんや有権者ゆうけんしゃにご恩おんをかえしたい」と述のべました。

また、今回こんかい、最年少さいねんしょうの41歳さいでの入閣にゅうかくとなることについて、「年齢ねんれいは若わかいが、年齢ねんれいを考かんがえず、意見いけんをどんどん言いう大臣だいじんになりたい。子育こそだて世代せだいの方ほうや境遇きょうぐうに恵めぐまれずに苦くるしんでいらっしゃる方ほう、その子こどもたちの世代せだいのさまざまな事情じじょうをしっかりとくみ取くみとって政策せいさくに反映はんえいしていきたい」と述のべました。

そのあと、小倉おぐら氏しは議員ぎいん会館かいかんの事務所じむしょに入はいり、内閣ないかく府ふの職員しょくいんとさっそく打ち合うちあわせを行おこないました。

このあと永岡ながおか氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし、9日にち夜よる、所属しょぞくする麻生あそう派はの麻生あそう会長かいちょうと岸田きしだ総理そうり大臣だいじんからそれぞれ電話でんわで連絡れんらくを受うけたことを明あかし、「とても重責じゅうせきだと緊張きんちょうし、本当ほんとうに頑張がんばらなければいけないと感かんじた。応援おうえんしてきてくださった方々かたがたにやっと恩返おんがえしできる」と述のべました。

また、すでに成人せいじんしている2人にんの娘むすめから「お母おかあさん、文部もんぶ科学かがく大臣だいじんすごいね」とか「頑張がんばってください」などと、電話でんわやLINEでお祝おいわいされたということです。

永岡ながおか氏しは、「自分じぶんが子こどもを育そだててきた中なかで、学校がっこうは子こどもの健すこやかな成長せいちょうに向むけて、よいものでなければならないと感かんじているので、きちんと頑張がんばっていきたい」と抱負ほうふを話はなしていました。

10日にちの朝あさもお祝おいわいの電話でんわやメールが相次あいつぎ、地元じもとの町長ちょうちょうからの電話でんわに、永岡ながおか氏しは、「ありがとうございます。頑張がんばりますので、またご指導しどうください」と応おうじていました。

野村のむら氏しは拍手はくしゅで迎むかえられ、「たまたま、このようなタイミングでみなさんに上京じょうきょうしてもらい祝勝しゅくしょう会かいのようになってありがたい」と笑顔えがおであいさつしていました。

そして、「きのう、宿舎しゅくしゃに帰かえってひしひしと重責じゅうせきを感かんじるようになった。大臣だいじんとして、どのようにかじ取かじとりをしていくかを考かんがえ、今後こんごも皆みなさんの力ちからを貸かしてもらいたい」と協力きょうりょくを要請ようせいしていました。

西村にしむら氏しは、「岸田きしだ総理そうり大臣だいじんから『環境かんきょう大臣だいじんとして仕事しごとをしてほしい』と電話でんわを受うけた。温暖おんだん化かによる自然しぜん災害さいがいや気候きこう変動へんどうといった問題もんだいに世界せかい的てきに取り組とりくまねばならない中なかで、カーボンニュートラルなどを進すすめ、環境かんきょうと経済けいざいの好こう循環じゅんかんをつくっていきたい」と意気込いきごみを語かたりました。

そして、「きのうは遅おそくまでお祝おいわいの電話でんわの対応たいおうをして、けさも早はやくからメールが来きて目めが覚さめたので、慌あわただしくきょうを迎むかえた感かんじがする。妻つまもびっくりしていて、きのうも電話でんわやメールが届とどいて晩ばんごはんを食たべる時間じかんもないようだった。『大臣だいじん、がんばって』と冷ひやかしのように言いって、見送みおくってくれた」と、にこやかな表情ひょうじょうで話はなしていました。

また西村にしむら明宏あきひろ氏しは、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいとの関かかわりについて、「政治せいじ資金しきんも選挙せんきょ支援しえんもなく、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいが主催しゅさいすると認識にんしきした会合かいごうに出席しゅっせきしたこともない。ただ、保守ほしゅ的てきな識者しきしゃがやっているフォーラムと認識にんしきして、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいと関かかわりがあるのではないかと指摘してきを受うけた会合かいごうに出でたことはあった。旧きゅう統一とういつ教会きょうかいとの関係かんけいには一線いっせんを画かくし、疑念ぎねんを持もたれないよう注意ちゅういを払はらいたい」と述のべました。

また、所属しょぞくする派閥はばつの会長かいちょうを務つとめていた安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんについては、「30年ねん以上いじょうの付き合つきあいで、亡なくなる3日にち前まえにも『選挙せんきょが終おわったら一杯いっぱい飲のみながら話はなしをしよう』と話はなしていた。安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんがやろうとしていた日本にっぽんを築きづけるように、われわれが、力ちからをあわせてやっていかねばならない」と述のべました。

▽広報こうほう本部ほんぶ長ちょうに石田いしだ真しん敏さとし・元もと総務そうむ大臣だいじんの起用きようも決定けっていしました。

そして、午前ごぜん10時じすぎからの臨時りんじ総務そうむ会かいで、

▽麻生あそう副ふく総裁そうさいと茂木もぎ幹事かんじ長ちょうを再任さいにんし、

▽総務そうむ会長かいちょうに遠藤えんどう選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょう、

▽政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうに萩生田はぎうだ経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじん、

▽選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうに森山もりやま前ぜん国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょうを起用きようすることが

正式せいしきに決きまりました。

その後そのご、皇居こうきょでの認証にんしょう式しきを経へて、夕方ゆうがたにも、第だい2次じ岸田きしだ改造かいぞう内閣ないかくが正式せいしきに発足ほっそくする見通みとおしです。

そして、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんを行おこない、人事じんじのねらいや今後こんごの政権せいけん運営うんえいなどについて明あきらかにすることにしています。

岸きし氏しは、衆議院しゅうぎいん山口やまぐち2区く選出せんしゅつの当選とうせん4回かいで、63歳さい。亡なくなった安倍あべ元もと総理そうり大臣だいじんの実みの弟おとうとで、外務がいむ副ふく大臣だいじんなどを務つとめたあと、おととし、菅かん内閣ないかくで防衛ぼうえい大臣だいじんとして初はつ入閣にゅうかくしました。岸田きしだ総理そうり大臣だいじんとしては、日本にっぽんを取り巻とりまく安全あんぜん保障ほしょう環境かんきょうが厳きびしさを増ます中なか、NSC＝国家こっか安全あんぜん保障ほしょう会議かいぎにも関かかわる国家こっか安全あんぜん保障ほしょう担当たんとうの総理そうり大臣だいじん補佐ほさ官かんに防衛ぼうえい大臣だいじんの岸きし氏しを起用きようすることで、ことしの年末ねんまつに取とりまとめる安全あんぜん保障ほしょう関連かんれんの3つの文書ぶんしょの改定かいていの議論ぎろんなどを安定あんてい的てきに進すすめていく狙ねらいがあるものと見みられます。