台風8
号による
大雨の
影響で、
伊豆半島の
西側の
南部に
ある静岡県松崎町では
土砂崩れや
浸水などの
被害が
相次ぎました。
このうち雲見地区では住宅の裏の斜面の土砂が崩れ、住宅1棟に大きな石などが流れ込みました。
近くに住む人によりますと、この住宅は2年ほど前から空き家だということで、14日午前7時前に大きな土砂崩れがあったということです。
消防によりますと、けがをした人はいないということです。
また、住宅地を流れる太田川が一時、氾濫し、住宅の浸水などの被害が出ていて、近くにある民宿では1階の廊下や居間に流れ込んだということです。
雲見地区では水道管が破損し朝から断水が続いていて、町が飲料水などを届けているということです。
さらに、キャンプ場近くで土砂が崩れて道路を塞いでいて町が業者に依頼し、土砂の撤去作業を進めているということです。
東京 伊豆大島 けが人など被害の情報なし
台風8
号の
影響で
東京の
伊豆大島では13
日夜、
猛烈な
雨が
降り続いて
島の
一部に
避難指示が
出され、30
人余りが
避難所に
身を
寄せていましたが、
これまでのところ、
けが人などの
被害情報は
入っていないということです。
東京の伊豆大島では13日夜、午後9時10分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるなど猛烈な雨が降り続き、気象庁は、13日午後11時前、伊豆諸島北部で「線状降水帯」が確認されたとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
一部に避難指示が出されている東京・伊豆諸島の大島町では、9か所に避難所を開設し、合わせておよそ30人が避難しました。
また、町内の数か所で土砂崩れが確認されましたが、消防にけが人などの被害の情報は寄せられていないということです。
町によりますと、現在、雨はやんでいるということですが、今後も島内で被害が出ていないか、パトロールをするなどして警戒を続けることにしています。