学校の先生が足りなくて問題になっています。先生の団体は今年5月、公立の学校で足りない先生の数について調べました。都道府県や大きな市の中で、47の教育委員会の結果を発表しました。
その結果、教育委員会が計画した先生の数より、4037人足りないことがわかりました。小学校では1732人、中学校では1244人、高校では433人、特別支援学校では473人足りませんでした。
去年も調査した29の教育委員会で比べると、足りない先生の数が36%増えていました。
調査によると、先生が足りなくて、副校長がしばらく担任をした学校がありました。先生が急にやめて、新しい先生が見つからない学校もありました。
団体の人は「足りない先生の数がとても増えていて、驚いています。先生の仕事の環境を急いで変える必要があります」と話しています。