19日に世界中で発生したシステム障害の影響が、21日になっても続いています。米国では3日連続で空の便の欠航や遅れが続出し、数千人の乗客が空港で足止めされました。
飛行状況追跡サイト「フライトアウェア」によると、米国内の空港に離着陸する便は21日夜までに約1600便が欠航となり、8500便に遅れが出ました。欠航便のうち1000便あまりはデルタ航空の便でした。
前日の20日は2136便が欠航、2万1300便以上に遅延が発生しました。
影響は空港にとどまらず、世界中の企業や政府機関、医療救急サービス、銀行、学校、大学などがシステム障害に見舞われました。
マイクロソフトによると、この障害の影響は推定850万のウィンドウズシステムに及びました。